矯正歯科治療のリスク

武蔵小山KT矯正歯科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。矯正歯科医の後藤です。

クリアアライナーには、審美性、快適性、衛生的などの利点があります。

しかし、いくつかのリスクもあります。

それらの多くは、アライナー矯正治療に限らず、矯正歯科治療全般に関して当てはまります。

精密検査の結果をもとに、診断を立てますが、歯を抜かない方法を選択した場合、歯と歯の間を少し削って、隙間を作る処置を行う場合があります。

それを、IPR（ストリッピング）といいます。歯の一番表層のエナメル質を、0.2ｍｍあるいは0.3ｍｍほど、やすりがけする処置です。

冷熱刺激に感受性の高い歯や、虫歯に罹患しやすい患者さんの場合は、しみてしまったり、虫歯になってしまったりする可能性があります。

また、歯周病のリスクがあります。

矯正治療後に、歯肉のラインが下がってしまったり、歯根が露出することで知覚過敏がおこったりすることがあります。

適切な検査を行い、治療方針を立案することが非常に重要です。

インビザラインによる矯正治療にご興味がある方は、一度当院までご相談にいらしてください。